荒木十畝

荒木 十畝(あらき じっぽ)

明治5年(1872)生まれ。近代を代表する日本画家です。本名朝長悌二郎(ともながていじろう)。荒木寛畝(あらきかんぽ)に弟子入りし、後に荒木家を継ぎ、荒木十畝と名乗ります。多くの作品を残していますが、なかでも花鳥画を得意とし、帝展などの審査員も務め、同じ頃活躍していた横山大観(よこやまたいかん)らと並び称されていました。